2008年5月31日土曜日

『さくらんぼ』のうつわ




毎日定刻に寄ってくださる、宅急便のドライバーさんが、
「うちも、山形から産直のサクランボのお取り扱いしています。
ヨロシク~。」とチラシを置いていかれました。

あとりえしおんにもロングセラーの『さくらんぼ』のうつわがあります。
今朝は若い方のご来店が続き、『さくらんぼ』『イチゴ』『小鳥』は
「カ・ワ・イ・イ~~♪」とかなり喜ばれていました。

粉引きの地は焼き上がりに土もの独特の変化に富み、白っぽいものから
少し肌色がかったものまであります。
そこにかわいらしいさくらんぼが赤は辰砂釉、青は呉須で描かれています。
湯飲みと茶碗には赤と青があり、青より赤が小ぶりに仕上げてあります。

夫の染めたミニタペストリーをバックに撮ってみました。

『さくらんぼ』シリーズの一部はあとりえしおんHP器のページ[スタンダード]
の中でご紹介しております。

2008年5月30日金曜日

千葉までお送りしました


『イチゴ文』シリーズ『小鳥文』シリーズ、じわじわ人気は続いています。
ご出産のお祝いに赤ちゃん用の3点に加え、おとうさんおかあさんの
ご飯茶碗やカップまで予算内で揃いました。

贈られる方も大満足。手作りでしかも丈夫な焼き物の良さ、ご一家で
実感して頂けると思います♪
急ぎお祝いの包装、梱包を済ませ千葉までお送りしました。

大人飯碗、一旦SOLD OUTとなりました。入荷次第、お知らせいたします。
※価格についてはバックナンバー4月20日版続『イチゴ文』のうつわ・
小さな女の子の為のうつわ をご参照ください。

ポスター・DM等を受け取りに


以前ちょこっとお知らせしていた、はつかいち美術ギャラリーでの3人展。
「ポスターとDM等ができあがりました~。」と学芸員のYさんから連絡を受け
昨日受け取りに行ってまいりました。

       『布に描く世界 ー染色展』出岡由行・今田史朗・大田耕治

期間    平成20年6月26日(木)~7月13日(日) 休館日 月曜日

開館時間 10:00~18:00(入館は17:30まで)

入場料   一般500円(前売り400円)中学生以下無料

主催    (財)廿日市市文化スポーツ振興事業団

場所    はつかいち美術ギャラリー
       (廿日市市役所・はつかいち文化ホールさくらぴあ併設)
       広島県廿日市市下平良1丁目11-1
       TEL (0829)20-0222

廿日市市・広島市西部で、技法は異なっても「染色=布に描く」ことに
表現方法を定め創作活動を行う3人の作品展、ということで企画の 
お話を頂いたのは昨年のこと。

今年に入って、主催側スタッフと作家が何度か集い現場での打ち合せを
しながら、計画を進めてきました。

館内はちょうど3室に仕切られているので、1室ごとに各々の世界が展開
されますので、三人三様幅広い染の作品をご堪能いただけることと思います。

更に今回は3人それぞれの技法を持ちより『はつかいち』をテーマに
コラボレーション作品も作り展示いたします。どうぞお楽しみに。
 
尚、ご招待券ご希望の方はあとりえしおんのメールフォームにてご送付先を
お知らせください。
       

2008年5月29日木曜日

6月5日福屋広島駅前店での催し




シオンスタイルレッスン★煎茶南宗茶華道でお世話になっている
尾山先生関連の催しのお知らせです。

来る6月5日(木) 福屋広島駅前店8階催事場にて
『中国新聞文化センター 受講生作品展』として、各教室の活動紹介
を兼ねた受講生の作品発表の催しがあります。

煎茶南宗茶華道も片田桃渓(メルパルク)・尾山秀渓(アルパーク)
教室合同で立礼式でのお茶会を開催いたします。

中国新聞文化センター作品展への参加は流派として始めての
試みです。

お買い物のおついでに絵画や書、手芸等他教室のバラエティー豊かな
作品もご覧になり、美味しい和菓子とお茶で和んで頂ければ幸いです。
お煎茶をご存じない方も、お気軽にお立ち寄りください。

尚、あとりえしおん幟町でもお茶券500円をお取り扱いしております。
お茶券をお求めになられたい方は、カウンターにてお申し付けください。
もちろん当日券もございますので、5日に福屋広島駅前店8階催事場
煎茶南宗茶華道お茶席受付へ直接お越しください。

(本当は内緒にしておきたかったのですが…)
アルパーク教室・尾山門下生である私も当日会場に詰めております。

お茶席は10:00~16:00となっております。デパートの営業時間より
早めに終了いたしますので、ご注意ください。ご来場お待ちしております。


藍染めパラソル




型染めのパラソルも染め上がりました。
生地は麻100%。持ち手は無垢白木。 写真は大小のみずたまがはらはらとこぼれてきて折り重なったデザインです。
紫陽花、薔薇、桔梗、カラーなどお客様のご注文に応じ花柄をデザイン化した ものも染めますが、そうでない時は抽象的なモチーフで染め上げることのほうが 圧倒的に多いです。

私のパラソルも「これは、自分用にして。」と夫が仕事場から持ち帰った1点を 毎年使っています。
もう6年くらい経ったでしょうか。
やはり抽象柄なので、春から秋までさして出かけられ重宝しています。
藍色のパラソルは、カジュアルなジーンズスタイルからしっとりとしたお着物姿 まで似合ってしまうのです。
矢羽のデザインのパラソルを使ってくださっているお寺のご住職もおられます。
藍型染パラソル、お店で広げてみてください。

2008年5月28日水曜日

作品展無事終了




25日(日)にギャラリーGでの『大田耕治作品展~藍抜染技法の世界~』
無事終了いたしました。期間中はご常連の方はもちろん久々に駆けつけて
くださった方、初めてご縁を頂いた方との再会や出会いがありました。
夫は皆様からの気を頂きリフレッシュ したようです。

あとりえしおん幟町併設のぎゃらりぃSARAでの『手描きジャワ更紗展』も
26日(月)で終了いたしました。普段目にすることの出来ない手仕事を
たくさん見せていただくことが出来ました。皆様も楽しまれましたか?

どちらの会場へも、ご来場ありがとうございました。

『うつわに咲く、染布に咲く』~5月のバラによせて~の特別プレゼント
期間も今月末までです。再びぎゃらりぃSARAも常設展示いたします。
後半新着のものも揃えて皆様をお迎えいたします♪
しおんとSARAでうつわや染めをゆったりとご覧ください。

2008年5月27日火曜日

日々のうつわのチカラ・その2




先月「自分用のマグカップを探しているんだけど、何かオススメある?
磁器に青い色だけで絵付けしてあるのがいいな~。」という友人の
リクエストに応じ、何点か候補を出した中から彼女が選んだのがこれ。

実は、私も自宅でマイカップとして使っているお気に入りなのです。

磁器の地色は真っ白ではなく青白磁で、繊細な薔薇の花が呉須の青
の濃淡で描かれています。薔薇の絵はすこし大きめな花とつぼみが
開きかけたようなものを表柄と裏柄で変えてあり、こういう心配りが
嬉しくて、自分の中でポイントがアップしてゆきます。

そして、いかにも手びねり~ではなく、そっと手を加えてありますよという
程度に胴や縁にかすかに凹凸やたわみがあります。
和食器を焼く窯元の作ですが、和に偏り過ぎないこの薔薇絵のシリーズ
はオススメです。

友人がマグカップを持ち帰ってしばらくたった頃、携帯にメールが来ました。
「(部分抜粋)マグカップいい感じです!毎朝使っています。いい気分です。
実はこの春娘が大学進学で広島を離れ寂しい思いをしていたのですが、
コップにも慰められているように感じます。不思議なものです。」
と伝えてきてくれました。

メッセージをアリガトウ!うつわに慰められたり、うつわで繋がったり…。
これからは私もお揃いのこのマグカップを使うと、娘さんを気遣う優しい
友人のことも思い浮かび心が暖かくなるでしょう。

丁寧に手作りされた物を手に取ると、心にすとんと納まるのです。
日々手にする小さなうつわが、人のココロを励ますチカラを持っています。

2008年5月25日日曜日

遠方よりのお客様


大田耕治作品展@ギャラリーG 25日最終日5:00PM迄です。
土曜は生憎雨の降り続いた一日でしたが、晴れた日の夕方には
夕日がギャラリーの壁に街路樹のシルエットを映し幻想的です。
吹き抜けの2階から階下の作品を見下ろすのもまた一興。

『ギャラリーG』ってどこ??と、とっさに場所が思い浮かばない方。
アーバンビューグランドタワーがわかってもギャラリーの前を通り過ぎ
ビルの周りを一周され気が付かれた方。
ギャラリーGが未開拓ゾーンだったお客様も今回の夫の個展を
きっかけに足を運んでくださいました。

今日はなんと北九州からのお客様もご来場くださいました!感激です。
2000年に小倉そごう(現在は伊勢丹→井筒屋になっています。)画廊での
北九州の初個展以来2003・2005・2007年と続いた小倉井筒屋での
個展も毎回来てくださり、大変贔屓にしてくださっています。

毎回、型染めのオリジナルブラウスをお求め又は別注してくださるのですが
今日は一番最近オーダーしてくださった型染めなでしこ紋ブラウスを着て
まずあとりえしおん幟町へお立ち寄りくださいました。二重の感激です。
(スナップを撮り忘れました。残念。)

お店でうつわや染めを楽しまれた後ギャラリーGへ出向いてくださいました。
YASUKOさま、本日は遠方よりお越しくださりありがとうございました。

来年5月は、小倉井筒屋画廊で北九州5回目の作品展も開く予定です。
YASUKOさま、北九州の皆様、来年会場でお目にかかれるのを楽しみに
しております。

2008年5月22日木曜日

ギャラリー巡りを楽しむ







開催中の夫の個展会場ギャラリーGとあとりえしおん幟町は
歩いて行き来できる距離です。

個展が始まった20日からは、広島駅から歩いて来られて、まず
お店に立ち寄られてから「ギャラリーGへ行ってきま~す。」という方や
「ぎゃらりーGで作品を観てきました~。」とお店に来られるお客様が
多くなりました。

今日22日からは、ぎゃらりぃSARAで『手描きジャワ更紗展』も
始まっていますので、2箇所を巡る事で色々に楽しんで頂けて
いるのではと思います。

私は未だギャラリーGの展示を観に行っていないので、お客様から
感想等を伺いながら会場の情報を得ています。
今日はギャラリーGでの取材も1件入っておりましたので、ちょうど
そこに出くわして「さりげなくカメラに映して頂いたわ♪」というお客様も。
グッドタイミングでしたね!

一方ご家族の介護等の事情で会場に出向くことができない事を
お知らせくださるメールも複数頂きました。
お忙しい中わざわざメッセージをくださるお客様のお気持ちに
心を熱くしております。ありがとうございます。

週末に向かいお時間の許す方はギャラリーG、ぎゃらりぃSARA、
あとりえしおん幟町と巡ってお楽しみください。

2008年5月21日水曜日

粉引草花文たっぷりゆのみ


今とにかく新茶がおいしくて、お店でもたっぷりサイズのゆのみで
新茶をお淹れしお出ししております。

ロングセラーの粉引草花文シリーズの『たっぷりゆのみ』も私の
好きなサイズです。1客2,000円(税別)

全体を白化粧土が覆い、その上にやさしい風情の草花絵がとりどりに
描かれています。
女性作家ならではのたおやかさが伝わってくるうつわです。

菜の花、スミレ、アザミ、ツユクサ、イカリ草、ホタルブクロ、コスモス
そして店名に因みシオンも特別に描いていただいています。
絵代わりで揃える楽しみもあります。

煎茶、ほうじ茶、ウーロン茶、『たっぷりゆのみ』でたっぷりとどうぞ!

手描きジャワ更紗展@ぎゃらりぃSARA







ぎゃらりぃSARAでの明日からの催しは
『手描きジャワ更紗展』~南洋のろうけつ染め~です。

今日の夕方、壁面や台の上には様々な文様のの更紗布が展示され、
ギャラリーは装いをがらりと変えました。

その様子をお伝えする為何枚かスナップを撮らせていただきました。
(写真一番上は案内状を取り込んでいます。)

日本人のご夫妻が5ヶ月間ジャワに滞在され、地元の職人さんがロウ
で描いたものを、お二人で染め上げておられます。

布はもちろんのこと、小物、バッグ、ブラウス、スカートから名古屋帯
の製品まで揃っています。

多彩な布に囲まれて至福のひと時を過ごせそうですよ。
期間は22日(木)~26日(月)11:00~18:00(最終日16:00)
ギャラリーG、ぎゃらりぃSARAを巡り染め三昧は如何でしょうか?
お待ちしております。

2008年5月20日火曜日

大田耕治作品展@ギャラリーG


いよいよ本日5月20日(火)より25日(日)までギャラリーGにて
大田耕治 作品展 ~藍抜染技法の世界~が開催されます。
開場時間は11:00AM~8:00PM(最終日は5:00PMまで)

場所 広島市中区上八丁堀4-1 
    アーバンビューグランドタワー公開空地内
TEL 082-211-3260 
作家HP http://fps01.plala.or.jp/~k-kobo/

こちらのギャラリーでの作品展開催に伴いまして、本来なら定休日の
あとりえしおん幟町を明日20日は臨時営業いたします。

ギャラリーGとあとりえしおん幟町は歩いて巡ることのできる距離です。
5月の風を感じながらのプチウオーキングでアート散策はいかがですか?
しおんにベンチやイスもありますので一休みなさってください。

ギャラリーGではパネル、屏風、一枚板のくり貫きの額(額も作家物)
等大きな作品を含む展示をいたします。
この機会に是非ご覧頂きたい1点ものばかりです。

あとりえしおん幟町では『うつわに咲く、染布に咲く』を開催中です。
タペストリーやのれん、テーブルリネン(クロス、センター、ランチョン)
ブラウス、Tシャツ、ストール他の小物など身近にご利用いただける
物を揃えております。オリジナルウエアーの受注会もいたします。
うつわも新着、お買い得(5月末まで茶器類10%OFF)揃っております。

うつわ、染め共に期間限定で素敵なお買い上げプレゼントもあります。
(バックナンバーをチェックしてください。) 

ギャラリーGでの個展開催中は両会場でお待ちしております♪ 

2008年5月19日月曜日

BUNちゃん


月・火曜日はあとりえしおん幟町は定休日です。月曜日は五日市店
を開けております。

自宅なので、店番の隙間でちょこちょこ家事ができます。
今日のお昼は豆ご飯。さやから豆をはずす作業を1人もくもくと。

そして『さやの中には豆は何粒か当てクイズ~!』をし始め…
回答率はさておき、最少は3粒最多は8粒でした。ナニヲヤッテイルノダカ

で、豆8粒がみっしり並んだチャンピオンさやを見ていたら、ある物に
見えてきて…。記念撮影しておきました。

家族が帰宅する毎に見せると結構反応しましたので、裏しおんだより
として公開いたします。和んでくださいませ。

ぶんどう豆のBUNちゃんと命名いたしました。

2008年5月18日日曜日

染布に咲くバラ★パーソナルオーダー




『うつわに咲く、染布に咲く』~5月のバラによせて~

型染めオリジナルブラウスやシャツ受注期間でもあります。
藍の無地やむらくも染めに比べると手間と時間が掛かるので
先行予約を受けております。

最近は夏の日差しが強いので5月から10月まで対応できる
はおりものを兼ねた長袖ブラウスやシャツのご注文が多く
盛夏用でも7分袖、長袖を仕立てます。

別注のオリジナルウエアーは仕立てあがると直接お客様に
お渡しいたしますので、店頭でご覧頂くことはほとんどありません。

記録として残しておいたスナップ写真を色やデザインの参考資料
としてお見せすることはあります。

時に写真を見て「これと同じものをお願いします。」と言われるの
ですが「まったく同じには染め上がらないことをご了承ください。」
と申し上げております。

化学染料で大量かつ均一にプリントされた布ですと、同じ製品が
何点も作れます。 

一方、藍は天然染料ですので生き物のごとく天候、温度、湿度
によって染め上がりが異なります。それが又面白いのですが。

染める為の白生地の厚さや布の織りによっても雰囲気が変わります。
型染めのバラの形も大きさも色々です。
サンプルの中からご自分のお好きなパターンをお選びください。

仕立てあがっているものが、ぴったりの方はすぐにお持ち帰り
いただけます。

『藍染UVケアドライビンググローブ』 (2,500円税別)に葉っぱが
違うタイプも登場。
しかもよく見るとバラのパターンも左右で微妙に変えて染めています。
夫は単調になりがちな小物作りも、自分なりに変化を付けて楽しんで
いるようです。

うつわに咲くバラ


『うつわに咲く、染布に咲く』~5月のバラに寄せて~

今月の催しのために3月にお願いしておいたうつわのうち
練り上げの『市松バラ文スープカッ&ソーサー』がピンク・グリーン
ともに 入荷いたしました。

今HPトップにも出ているシリーズです。
市松の地文が繊細で淡くて、バラの花模様を引き立てています。
ソーサーは6寸皿、カップは4寸ボウルとして別々にも使えます。
マグカップがあれば、パン皿、サラダボウル、マグで朝食セットに
毎日使って楽しめます。

2008年5月17日土曜日

日々のうつわのチカラ




3人の育ち盛りの男の子の子育て真っ最中のヤングミセスNさん。
『鳥双葉』の汲み出しをとても気に入ってくださりマイカップとして
お求めになりました。
息子さん達は弊店のお名前入り食器を出産のお祝いとして贈られ
使ってくださっています。

「やっぱり手作りの焼き物は暖かみがあっていいですね~。」という
会話に始まり…うつわにまつわるエピソードを話してくださいました。

子連れでお友達のお宅におじゃまし、飲み物を出していただいた時
Nさんの息子さんがマグカップを持つ手にもう片方の手を添えて
飲んだら「お行儀がいいのね~。」と言われ、とっさにその意味が
わからなかったそうです。

プラスチックのマグカップは軽いので飲み物を入れても片手で持って
飲めるけれど、焼き物のマグカップを小さいころから日常的に
使っているNさんの子供さん達は、うつわがある程度の重みもあるし
割れ物だから大切に扱うということもありカップには手を添えることが
自然な行為になっていたんだという事に後で気付かれたそうです。

「素材によって扱い方まで変わるんですね。私も今日の鳥さんの
お湯のみ、楽しく使わせていただきま~す。」と帰っていかれました。

感性のやわらかい幼い子供さんだからこそ、手作りされた焼き物を
毎日使うことでその感触がしっかり刷り込まれたのですね。
日々使ううつわのチカラを感じる嬉しいお話でした。

Nさんがお持ち帰りになった汲み出しはサイズは大きめ、価格は
控えめです。(1客1,050円)人気の『クローバー』柄も入荷しました。

シオンスタイルレッスン★煎茶『南宗茶華道』


ぎゃらりぃSARAの奥に扉が1つ。その扉の向こうは…
部屋があります。ここはあとりえしおん幟町のレッスンルームです。

毎月のシオンスタイルレッスン、催し併設のワークショップ会場、
企画展で来られた作家さんの休憩場所、届いた荷物の検品や
送り出す荷物の発送作業場など色々に使われています。

1面の壁に大きな窓が3枚ありとても明るい室内です。
窓には生成り木綿のカーテンがかかっています。

壁は真っ白ではなくミルク色、マイナスイオンも発生し湿度も調整
してくれる自然派志向の素材で仕上げられています。
なんだか落ち着くのはこの壁材の機能も一役かっているかも。

200cm×100cmと120cm×80cmの木のテーブルが置いてあり、
飾り皿や花瓶の置けるサイドボードが1台。
ナチュラルですっきりとした空間です。

4月より第1・3金曜日午後1時30分~煎茶『南宗茶華道』の
お稽古が始まりましたので、昨日先生に許可を得てお稽古の
様子を 写真に撮らせて頂きました。

茶道というと和室でというイメージですが、ここでは立礼(椅子)式
でのお稽古です。
先生は煎茶『南宗茶華道』正教授、尾山秀渓先生。楚々として
素敵な方です。

ほのかにお香の薫るなか、生徒さんは集中してお稽古されていました。
お道具は普段私達が使っている茶器より小ぶりでかわいらしく
目を引きます。
卓上の草花もゆりの花首形のガラス器にさりげなくあしらわれていて
いい感じです。葉物と小さな野いちごが活けてありました。

皆さん始められたばかりの初心者の方ですが、先生の穏やかで
丁寧なご指導のもと、落ち着いてお点前をされていました。

私も飛び入りのお客として、お茶とお菓子を頂戴いたしました。
お茶も朝作りたての和菓子も大変美味しゅうございました♪
すっぽり異空間に引き込まれました。

お稽古中の撮影に応じてくださりありがとうございました。

尾山先生より「ご興味のある方は、お気軽にお茶を飲みに
いらしてくださいとお伝えくださいね。」とのことです。
お稽古がどんな感じか参加してみたいな~と思われる方は
遠慮なくご連絡ください。
6月のお稽古はは6日(金)・20日(金)13:30~です。

TEL・FAX 082-228-0256
E-mail info@atelier-shion.com

2008年5月12日月曜日

『うつわに咲く、染布に咲く』~5月のバラによせて~




 『うつわに咲く、染布に咲く』~5月のバラによせて~
 うつわと布に咲いたバラに因んだフェアー5月末まで
 プレゼントもあります~♪の続編

染布に咲くバラ
夫の染める藍型染めの花、梅、桜、花菖蒲、紫陽花、
百合、カラー、月見草、ホタルブクロ、桔梗、、コスモス、
撫子、彼岸花…等々
春夏秋冬、花の種類によって季節感を感じ飾ったり装ったり
していただきたいのです。

その中でバラだけは四季咲きのものもあり季節が曖昧な
感じなので、1年を通し楽しんでいただいています。

でも5月はやはりバラのイメージ。各地でバラ祭りや、自宅
のバラ園(お庭)の一般公開イベントなどよく耳にしますよね。

そこであとりえしおんも染め布にたくさんバラを咲かせて、
皆様をお迎えしたいと思います。

装う為のTシャツ、ブラウス、ハンカチ、UV手袋…
インテリアを彩るタペストリー、テーブルクロス、センター、
ランナー、ランチョン
…色々そめあがりました。
遠方の方はお問い合わせ下さい。小物1点からお送り
することが可能です。
TEL・FAX082-228-0256(月・火定休)
E-mail info@atelier-shion.com
パーソナルオーダー
ブラウス・シャツ等はサイズやお好みに合わせて別染めもお受け
いたしますので、ご来店の際にお申し付け下さい。
オーダーの際バラの大小、普通のバラ、つるバラ、つぼみ散らし
などお好みでお選びいただけます。
ショップや仲間でTシャツにワンポイントつるパラを染め抜き
お揃いでチーム感を出す…などの使い方も。ご相談に応じます。

店頭、通信販売いずれも10.000円以上お買い上げの方には
バラの刺繍&上品レースつきミニタオルをプレゼントいたします♪

『うつわに咲く、染布に咲く』 5月のバラによせて




4月の桜の季節を終え5月がやってくると、店内は、
バラモチーフのものが増えてきます。

5月14日から末日までバラに因んだフェアー期間です。
『うつわに咲く、染め布に咲く』~5月のバラによせて~
プレゼントもありますよ♪

★まずはうつわ
あとりえしおんで取り扱っているのは作家モノの和のうつわ
ですのでバラといっても洋風キラキラ☆豪華~というイメージ
とは又違った素敵さです。

練上げ技法で作られたこのうつわたち、地が無地でなく
市松文様になっていて更にバラの模様が組み合わせて
仕上がっています。

本当に気の遠くなるような細かい作業の積み重ねの結晶です。
落ち着いた優しさをたたえ眺めていても使っても癒されます。
新作を少しずつ増やしてゆくのを楽しみにされている長年の
ファンが多いのも納得のうつわです。

飯碗、湯のみ、マグ、皿等、気にかかるものがございましたら
お問い合わせ下さい。

新聞記事掲載のうつわ その2




昨日の中国新聞記事『ララ♪くらし』面は新茶特集でしたが
新鮮な茶殻の利用法についても提案がありました。

~新茶を淹れた後の茶殻を捨てずに丸ごと食しましょう~
との内容です。
お茶を淹れた直後の茶葉はとても瑞々しいミドリ。

一番手軽なのは『茶殻のおひたし』。
茶殻をうつわに移し変え、かつおぶしと醤油をかけるだけ
という手軽さです。ゴマやわさびを適宜加えたり、ポン酢も
合うそうです。

その他、白和え、佃煮、なべでからりと炒りふりかけにも
そうぞ、と日本茶インストラクターさんのご提案でした。

写真で『茶殻のおひたし』を入れているのが実は煎茶碗です。
練りあげ十草煎茶碗。白地にミルクベージュとお抹茶グリーン
のストライプがさわやかなうつわです。
湯呑や汲み出しは小鉢としても 使えますという実例です。
皆さんもお試し下さい。

2008年5月11日日曜日

うつわと藍染で撮影に協力







先月、新茶の季節に因んだ記事の撮影にぎゃらりぃSARA
をお貸ししました。
取材を受ける団体『日本茶インストラクター協会中国支部』
支部長さんからのご依頼で、あとりえしおんのうつわで
セッティングに協力させて頂きました。

テーマは『新茶の誘い』
夏も近づく~♪今年の八十八夜は5月1日。
新鮮な新茶が店頭に並ぶこの季節に、おいしいお茶の
淹れ方もマスターして、『新茶を楽しむティーパーティー』
等いかがですか?という提案です。

今日の中国新聞朝刊『ララ♪くらし』面に記事が掲載されました。  
お茶を注ぐシーンは、日本茶インストラクター協会指定の
茶器が大写しになっていますが、皆さんで囲むテーブルの
ほうは、3月の春咲展でお世話になった中根啓さんの
うつわでまとめてみました。

新茶の色が映える暖かみのある白地、控えめに添えられた
絵柄のうつわで、和に偏らずカジュアルで ちょっとおしゃれな
おもてなしのテーブルを目指しました。

撮影開始の2時間前正午にインストラクターさん到着。
会場設営にとりかかりました。
展示台を運びクロスをかけ、夫の染めた藍染の布をランナー
のように流し、インストラクターのNさんが手早くアレンジ
されたお花を飾りました。

鉄線の群青、トルコ桔梗のかすかに黄緑がかった白
斑入りの葉の緑が、染め布の藍、うつわの白、絵付けの
淡い緑色とリンクしとてもいい感じ。

長角皿にそば猪口を乗せて1人分のお菓子&お茶セットにし
中央には吹きガラスの鉢の上に9寸皿を乗せコンポート
のように高さを出しました。
その周りに小判皿で丸く取り囲んでいます。
ポット型急須には、ツマミに鳥がちょこんとついています。
皆さんでまわしながら、香りや色を楽しむ為シュガーポット
『本日の新茶』をいれておきます。
記者さんとカメラマンさんも会場到着され、打ち合わせも
始まりました。

作りたての和菓子・花菖蒲と干菓子は長角皿に、中央には
粽、柏餅が盛り付けます。小判皿には抹茶ケーキも
切り分けて。

主役の新茶鹿児島産の『ゆたかみどり』を支部長さん自ら
淹れ注ぎわけられると撮影開始!

私は写真には写らない端っこで、インストラクターさん達と一緒に
お菓子とお茶を頂きました。

うつわの組み合わせやセッティングも喜んでいただけて
一安心。撮影は滞りなく終了しました。

今回のうつわの組み合わせでしたら、お茶やお茶受けを変え
アフタヌーンティーや飲茶パーティーにも対応できます。
クロス、小物、お花を変えて楽しめると思います。

2008年5月10日土曜日

うつわと藍染のいい関係


藍染のランチョンマットの上に、白いうつわ、青いうつわを
重ねて組み合わせてみます。

白いお皿は輪花型で縁が花びらのようにフリフリ~と
フリルになっています。『白磁フリル皿』。

ルリ色の小鉢は朝顔形でロクロ引きをした筋も出ていて
縁もわずかにひずんでいて、のんびりゆったりした感じ。
なずけて『ルリゆるぼうる』。

この2点を組ませると、とたんにオシャレで便利に使える
セットになるんです。
スープカップ&ソーサーのように見えません?

スープ、サラダ、ミニグラタン、フルーツ、デザートに。
これからの季節は和スイーツ(葛きりやわらびもち)を
お出しするのにもきっとぴったり。
ソーサーに乗っているとおもてなし度がUPします。

それぞれ単品でも使い勝手のよいお皿とぼうるですが
こうして組ませておくと、一緒に引き取られてゆきます。

こころ穏やかに


来週13日(金)午後1時30分より今月2回目の煎茶『南宋茶華道』
のお稽古があります。
南宋茶華道正教授の尾山秀渓先生が優しくきめ細かなご指導を
してくださいます。

白壁に広い窓の明るいレッスンルームで、立礼(椅子)式で行われ
ますので、お茶室の畳に座してお稽古するのとは又違った雰囲気
で和の文化に触れて頂けます。

お煎茶をご存知の方もまったくの初心者の方も体験ご参加歓迎
いたしますので、事前にご参加の旨をお知らせ下さい。

多忙な日常だからこそ、ゆったりと心穏やかに過ごす時間が大切
だと思うのです。

(写真は西区の教室のスナップです。近々あとりえしおん幟町での
お稽古の様子ををお知らせいたします。)

★お稽古日は月2回 1・3金曜日13:30~15:30
 月謝3,000円+水屋料500円
 扇子、菓子切、懐紙をご持参下さい。
 体験ご参加のお申し込みはあとりえしおん幟町まで
082-228-0256
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2008年5月8日木曜日

5月限定のプレゼント




『いちご文』のうつわがぴったりのこの季節です。加えて
『クローバー』・『ヤマボウシ』などの絵柄も人気の中根さんの
うつわ。
『小鳥シリーズ3種』も子供さんからご年配の方まで受け入れられ
ご自宅用や、ご結婚のお祝いに追加注文があります。

先日もM様にご注文の小判皿の入荷をお知らせをとお電話
した折り、「春咲展で分けて頂いたおどんぶりを夫婦2人で
いいわね~と言って使っているのよ。研ぎ澄まされ張り詰めて
いなくてかといって土臭いわけでもなく、使ってほっとする
うつわね。地の白い色も今までにないなんとも言えず
暖かみのある感じね~。ぜひお皿も揃えたくなったのよ。」
と大絶賛してくださいました。

「うつわの優しさは作家さんが、事故から立ち直り乗り越えられた
背景があるからかしらね。」ともおっしゃいました。
絵本も3冊身近に置き、いつも開いてくださっているそうです。

春咲展を企画し、皆様にお2人の作家さんをご紹介できて
よかった…とつくづく思いました。

いちごのうつわに出会ってから、なぜか目に付くいちご、イチゴ…
そしてカワイイもの見つけました♪

いちご柄のミニタオルです。刺繍と上品なレースもついています。
そしてこれを中根さんのうつわ5,000円以上お買い上げの方への
5月限定のプレゼントにいたしました。
白・ピンクの2色ですが色はおまかせ下さい。(もう白は少なめです。)

アイテムのお問い合わせご注文はTEL・FAX・メールでどうぞ。
082-228-0256(FAX兼)
info@atelier-shion.com

2008年5月6日火曜日

藍染UVドライビンググローブ




日中の日差しもきつくなってきましたね。
パラソルや帽子で顔の日焼けをしっかりガード。
でも以外に忘れがちなのが、手の防備。

油断していると、シミもポツポツと…あら大変!

今年はノーマル丈の藍染グローブに加え、手首を
しっかり覆う丈も新たに染めてみました。
写真は、ゆとりのある手首部分にバラを1輪型染め
しオシャレに仕上げたものです。
綿100%で肌触りも良好です。

UVケア加工に重ね藍染をしていますので、これからの
季節、紫外線からしっかりとお肌を守ります。
手のひら部分にはすべり止めもついていますので
運転時にもお役に立ちます。

母の日ギフトには共柄の綿ローンハンカチとの
組み合わせ等如何でしょうか。

2008年5月5日月曜日

ちいさなカワイイ贈り物




練上げのうつわ、一番小さなサイズというと…
これです!花の文様が絵変わりで5種箱の中に
収まっています。小さな宝物のようですね。

箸置きとして、豆々鉢としてご利用下さい。

まあるいものは…お客様から頂いたマカロン!

どちらも小さなカワイイ贈り物ですね。

2008年5月3日土曜日

『こいのぼり9寸皿』に心を込めて


鯉のぼりが大き目のお皿いっぱいに元気良くおよいでいます。

このお皿には、子供さんのお名前を入れることができます。
生年月日もお受けいたします。

今朝このお皿を受け取りにいらっしゃったのは、明後日5日に
お孫さんにプレゼントされるというおじいちゃまとおばあちゃま。
「絵柄も、色合いもとてもいいですね~。」と喜んでくださいました。

お2人の慈愛のこもった素敵なメモリアルプレートは旅立って
ゆきました。
お孫さんの健やかな成長を願いました。

藍染めテーブルセンター


5月はあとりえしおんにも薔薇が咲き揃います。
藍染の蒼いバラ。

テーブルセンター、テーブルクロス、タペストリーなど
お部屋がぱっと華やぎます。

でもブルートーンの濃淡でまとまっているので
悪目立ちはしません。

色の効果から、気持ちも落ち着けてくれます。


★本日3日は営業いたします。先日お知らせしましたが
届いたばかりの新茶をお淹れいたします。
加えて、特別なサービスもございます。
是非、お立ち寄り下さい。

尚明日4日は臨時にお休みさせていただきます。
5・6日の定休日とあわせ4・5・6日は休業です。

2008年5月1日木曜日

大田耕治作品展 ~藍抜染技法の世界~


藍染K工房主宰者の作品展の案内状ができあがりました。

大田耕治作品展  ~藍抜染技法の世界~

★日時 2008年5月20日(火)~25日(日)
 11:00AM~8:00PM(最終日5:00PM迄)

★場所 ギャラリーG
 広島市中区上八丁堀4-1
アーバンビューグランドタワー公開空地内
TEL:082-211-3260
http://www.gallery-g.jp/

なぜギャラリーGで?ぎゃらりぃSARAではないの?
という疑問を持たれた方もいらっしゃることでしょう。

実はこのギャラリーへの申し込みは2年余前のこと
でした。

ガラス張りの面が多く陽が射し込むので藍染には
ちょっとツライかなとの思いもありましたが、
空いていた期間が藍染展示にはちょうど良い季節。

ん~道行く人の目を楽しませることができるのもイイナ、
2年も先だし展示作品のことはのんびり考えよう…
と夫は予約しておいたようです。

そしてその頃はまさか1年後(昨年)の7月に中区に
あとりえしおん幟町を開くとは…ましてや併設の
ぎゃらりぃSARAまで開くことになるとは予想も
していなかったのです。

でも作品発表させていただく新たな場所を得る事で
新たな出会いがあり、刺激も受け勉強にもなります。

場に、人に触発されて次への創作の為のエネルギーが
湧くようです。
きっと会場に足をお運びくださった皆様から沢山の
『気』を頂いているのだと思います。

コンテンポラリーなギャラリーG空間での藍染展へ
是非お出かけ下さい。

大田耕治HP http://fps01.plala.or.jp/~k-kobo/

藍染テーブルリネン




藍染のランチョンマットが染め上がりました。
定番のつる薔薇シリーズで、このたびは3種類
出来上がっています。

藍染のブルーのグラデーションで染め上げられた
ランチョンマットは、白や青のうつわが良く映えます。