2008年6月7日土曜日

お茶会を終えて


6月5日は煎茶南宗茶華道のお茶会が、福屋広島駅前8階で
開催されました。


おて午前9時に地下1階の従業員入り口から入館させて頂き
従業員用(裏)エレベーターにて8階開場へ。

こうして逆ルートでデパートに潜入すると、買い物客として表から
入ってくる時とは違い、自分の心構えがお客様をお迎えする
モードに切り替わっていることに気付きます。不思議ですね。


ともかく、中国新聞文化センター講座受講者発表会ということで
我が流は初参加。

尾山先生の門下生4人と、いつもサポートしてくださるKさんを
含む5人でお点前をするのですが、門下生は揃ってお茶会では
初のお点前。お初がいっぱい。

5人で裏(水屋)と表(2卓の立礼式お点前)を交代でこなしつつ
何とか終了時間午後4時を迎えました。

お家元が終日見守ってくださった事、ベテランの先生方が次々
ご来場くださり優しくお声をかけてくださった事、尾山先生が
2卓を掛け持ちで目配りしてくださった事…

諸先輩の暖かい眼差しに支えられての1日でした。
本当にありがとうございました。

『道』がつくお稽古は、作法・手順という型に囚われがちなのですが、
集った人々との時間と空間を共有し、些細なことに気付き喜び共感
する心を育てる道のりなのかもしれません。

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