2008年6月30日月曜日

紫陽花のうつわ




しおんまつりは毎年6~7月初旬で開催のことが多いのです。

初夏に県外のデパート画廊での個展と時期が重なるときは
たま~に秋開催のしおんまつりになりますけれど。

開業以来22年経ち、回を重ねたしおんまつり、長くご贔屓に
してくださるお客様はしおんまつりの頃=紫陽花の頃という
イメージが定着しているのではないでしょうか。

私もそうです。そして実際の紫陽花の花とブルー、パープル、
ピンクのグラデーションの彩りがとても好きです。
勢い紫陽花モチーフのうつわも気にかかります。

こちらは練上げのカップ&ソーサー『紫陽花』です。
カップの縁をよーくご覧になると、描かれているのではなく
色土を組み合わせて模様を作ってあることがお分かりいただけると
思います。

2008 しおんまつり


染色工房展示室での感謝市『しおんまつり』が近づいてきました。

日時   7月5(土)・6(日)・7(月)10:00~18:00
会場   ぎゃらりぃ しおん(K工房展示室)
住所   広島市佐伯区新宮苑2-12
TEL   082-921-3864

昨年は幟町店開店準備のバタバタでやむおえず、おやすみさせて
いただき心苦しい思いを引きずっていました。

五日市店と工房のある場所は市内西部ですが、この場所まででも
結構時間をかけてきてくださる県内西部(大竹市・岩国市)にお住まい
の方や、反対に徒歩・自転車圏内でいつもお立ち寄りくださりご贔屓に
してくださっている方。

いずれの方にとっても、市内中区の幟町店は少し遠くなったのです。

ご縁が出来て春にコラボ展をしていただいた『えほんとうつわの春咲展』
の中根さんと国栖さんの作品もメッセージが込められた素敵な作品
でしたので、是非春の出会いを逃した方にも五日市のしおんまつりで
ご紹介する準備をしています。

★春咲展のえほんとうつわに関しては3月頃のWEBだよりで何度か
ご紹介していますので宜しければバックナンバーをご覧になって下さい。

その中根さんのうつわで新聞記事撮影用にセッティングしたテーブルを
近い状態で再現するつもりです。
テーマは『新茶で楽しむティーパーティー』。
お手持ちの食器も使って気軽にお友達を「お茶しない?」とお誘いする
ヒントにしていただければ幸いです。

大きな声では言えませんが、新作以外のうつわは在庫処分価格で
大奉仕させていただきます。


出遅れた!ということの無いよう 日替わりの目玉もご用意いたします。
しおんまつりでゲットした物は夏のプレゼントにお値段以上に見えて
喜んでいただけたとはリピーターさんの嬉しいお言葉。

お中元用ののれん、Tシャツ等藍染製品の注文も立て込んできて、
夫は染の作業にまい進しておりますので、私1人でうつわ蔵出し作業を
しております。AH~猫の手も借りたい状態です。

その他、お香作りワークショップや日曜限定タロット占いなど、お買い物
以外のお楽しみもご用意してお待ちしております♪

ご案内ハガキもお忘れなくお持ち下さい。くじ引き1回の引き換えとなります。
このWEB便りを読まれたと告げていただいて合言葉『紫陽花』とおっしゃって
ください。くじ引き1回OKです。

5・6日と幟町店をお休みします。
7月5・6・7日は五日市しおんまつりへ是非お越し下さい!

ギャラリートーク







28日は、はつかいち美術ギャラリー染色展会場にて午後2時から
夫のギャラリートーク(作品解説)がありました。

午後から雨(しかも局地的に激しく降る)との予報で、学芸員の
Yさんも前日からお客様の集まり具合をちょっぴり心配しておられる
様子でした。

私は「土曜日に3人揃って伺います。」などと夫が確実に会場にいる
日にあわせてご来場してくださるとの知人やお客様からの予告メールを
何件か頂いていましたので、「まぁ、聴衆ゼロって状況はないでしょう…」と
気楽に構えていました。

当日開催時間前から20名以上の方がレジメを受け取り待っていて
くださり、ギャラリートークがスタート。

藍・型染めについても簡単に触れてから、作品1点1点についての
テーマの題材、制作の背景・等をお伝えしてゆきました。

最後に、『はつかいち』がテーマの合同作品が生まれるに至った
経緯もエピソードを交えつつお話させていただきました。

最終的には40名近い皆さんが熱心に解説に耳を傾けてくださいました。

雨の中のご来場ありがとうございました。

2008年6月28日土曜日

『地元ツウ。』での放送予定


続いて地域限定情報ですが、お知らせいたします。

ふれあいチャンネル(ケーブルTV)で『布に描く世界 染色展』の
3人の作家にスポットを当て1人ずつ紹介されます。

『地元ツウ。』6月30日(月)~7月6日(日)
この1週間リピート放送されます。

コミュニティチャンネル[デジタル]
全エリア ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・111ch

コミュニティチャンネル[アナログ]
中区・西区・安佐北区・安芸区・海田町・・・・・・・・・・・・・・・・・1ch
佐伯区・廿日市市・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9ch

放送日程(60分番組中佐伯区。廿日市市エリア15分コーナー)
6/30(月)~7/4(金) 9:15 14:15 17:15 21:15 
7/5(土)・7/6(日)  11:15 21:15
※市議会中継等で変更になることもあり。

夫は5月のギャラリーGの個展会場にて取材を受けましたので
その会場の様子も少しは垣間見れるかもしれませんよ。

放送を受信可能な方は、どうぞご覧くださいませ。

2008年6月27日金曜日

エリア限定ですが




ローカル情報なのですが…

本日2008年6月27日付けの『西広島タイムス』にあとりえしおん
関係の記事が2件掲載されておりますので、お知らせいたします。

広島県内西エリア限定で配布されていますので、毎週手にとられて
ご存知の方のみの情報です。(申し訳ありません。)

20面(最後のページ)に『布に描く世界 染色展』に関する記事。
展覧会の紹介とともに「はつかいち」をテーマの3人のコラボ作品の
写真
が掲載されております。

最上部は天井の高さです。少し雰囲気をイメージして頂けるでしょうか。
この作品は、これからご来場者の方々にもご協力いただき布を
足しながら進化させてゆくそうです。

そういう場面に出くわされましたら、どうぞご遠慮なくご参加くださいね。

10面 五日市染色工房展示室での『しおんまつり』のお知らせ。
毎年恒例の新作・お買得・ミニカルチャー・くじ…とお楽しみ満載の
工房感謝市です。   7月5日~7日

昨年7月にあとりえしおん幟町&ぎゃらりぃSARAオープンの為に
実施することが出来なかったので、2年分の感謝を込めておもてなし
いたします。

広島市内各区図書館に蔵書化された、国栖晶子さんの絵本も西エリアで
改めてご紹介いたします。
ご案内はがきをお持ちでない方も、記事広告をご覧になったことを告げて
ください。お楽しみくじも参加していただけます♪

しおんまつりINいつかいちについての詳細は、別にお知らせいたします。

尚、この催しに伴い7月5日(土)・6日(日)はあとりえしおん幟町を
休業
させていただきます。

2008年6月26日木曜日

『布に描く世界 染色展』開会式




本日、はつかいち美術ギャラリーでの染色展が始まりました。

各々の作品の展示とコラボ作品制作のために、23日~25日迄
3日間かけての搬入作業。

そしてそのお披露目の日がとうとうやってきました。

初日の今日はさくらぴあ1階ホールで展開会式が午前9時半より
執り行われました。

NHK、RCC、ケーブルTVなどの取材班のお邪魔にならないよう
ずーっと離れたところからスナップを撮りました。
(館長挨拶・作家挨拶のシーンです。)

テープカットの後、廿日市市長さんをはじめギャラリースタッフ、作家、
取材班そして観覧に訪れたお客様は2階のギャラリーへと進みます。

そして3室に分かれたギャラリー内に足を踏み入れると…そこは…
詳しい説明はご来場後のお楽しみの為に控えておきましょう。

夫が開会の挨拶のなかで「染色は工芸と言う分野でくくられます。
工芸は手でつくるということです。染め物がある空間をどうぞ感じて
ください。」などと言っておりました。

染、糊置き、洗い…布を触らず作業するのは不可能です。

すべて、手仕事です。手から生み出された染め布の温もりが
溢れる空間で貴方も何かを感じてください。






2008年6月21日土曜日

藍染UVドライビンググローブ(ミドル)




人気の藍染UVドライビンググローブ。春に発表と同時に
売り切れた時は驚きました。

皆様、日焼け防止・UV対策にはかなり気を遣っておられる
ということがわかりました。

顔はばっちりガードしても手の甲がシミだらけというのも
あまり嬉しくないですよね。

そのUVグローブにつきましてお問い合わせを頂きましたので
着用時の映像と共に再度ご紹介させていただきます。

外出時、日よけにTシャツの上から長袖を羽織る事を想定し、
普通(ショート)丈のグローブよりしっかり手首を覆うミドル丈
を今年は染めてみました。

少し長めのその手首部分に、型染めの模様を染め抜き
オリジナル度をアップしたつもりです。
実際ゆとりある長さのため手首の部分にゆったりと柄を
入れることができオシャレな仕上がりとなりました♪

手のひらの部分に滑り止めがついている、ドライバー仕様で
UVケア加工も施された物です。

車も自転車のハンドルもドアノブも滑らずしっかりと握ることが
出来ます。

藍型染めUVドライビンググローブ  2,500円(税別)
※お洗濯は漂白剤入りのものはお避けください。

湖ぼうる(しのぎ)




このぼうるも、外側にしのぎの手法で凹凸が施されています。

さくっさくっと作家さんの手の勢いが伝わってくるような稜線が
引き立っています。

外側は少し鉄点交じりの白磁で内側は呉須ですから、内と外との
コントラストが美しい、盛り栄えのするぼうるです。

『湖ぼうる』とは作家さん命名ではなく、私の勝手な呼び名です。

かなり前の事になりますが、日本画に描かれた蔵王のお釜
(火山湖)の山肌のグレイッシュな白と湖の深みのある青が
とても印象に残っていて、このぼうるを窯元で見つけたときに
なぜかその日本画がワーッと思い出されたのです。

それで『湖ぼうる』。内側に呉須のかかっていない白いままの
タイプもありますが、これはなかなか出会い難いうつわだと
自己満足しております。

双子のコップ(しのぎ)


すっきりとした磁器のコップ、白と青の双子です♪
 
藍染のマット類との相性もとてもよいのです。

色はシンプルですが、胴には『しのぎ』という技法で
縦に立体的な筋目がついています。

その陰影がうつわに深みを与え、凹凸は手に持つ時の
滑り止めの役目もはたしてくれます。

冷たいお飲み物も熱いものも受け止めてくれます。
もちろんレンジでチン!もOKです。

時には食卓にお花をちょこっと飾る花器としてもオシャレ
ですよ。

磁器しのぎコップ(白・青)  1,800円(税別)

2008年6月20日金曜日

ビーズステッチクラスへ潜入




昨日の午後は6月のビーズステッチ木曜クラスのレッスン日でした。

このクラスは昨年の9月開講当初から参加されている生徒さんの
在籍されているクラスですので、1年分12回出席カードがもうすぐ
終了の生徒さんもおられます。

本格的な手提げバッグを作るため布を木枠に張ってビーズ刺繍に
取り組まれている方が8割を占めています。

一方もう少し気軽に、刺繍枠をはめて部分刺繍をする作品に
取り組まれている方もおられます。

皆さんがいっせいに同じ教材を作るのではなく、生徒さんが個々に
講師と相談しながら布選びをします。
同じ布を選んだ場合でも、好みの色調を講師が聞きだしビーズの
色合わせをされるので、作る人の個性が現れる色調の作品に
仕上がります。

いずれにしても基本的な刺し方をマスターしなければ、仕上がりが
良くないので、それぞれのモチーフに合わせた刺し方・ぼかし方・
色の組み合わせ方を各々の布の模様に沿って講師が丁寧に
指導されます。

木枠に張ったものと、刺繍枠にて部分刺しされているものとを
写真に収めさせて頂きました。
(木枠の作品はバッグでなく三つ折りでお懐紙いれ位のサイズ
に仕上げるものです。)

作品づくりの途中経過が少しはおわかりになったでしょうか。
2点は若手30代のNAOMIさんとNAOKOさんの作品です。
撮影ご協力ありがとうございました♪

雨の中の納品





昨日の午前中、どしゃぶりの雨の中無事納品を済ませました。

今月開業スタートした医療ビル内に飾られることになった
藍染のパネル作品と、サロンで使われるコーヒーカップ10
客です。

この医療ビルは乳がん患者会の女性達の強い要望で実現に
至った女性の為の施設と言えるでしょう。

乳腺クリニックではマンモグラフィー等詳しい乳がん検診が
受けられ且つ乳腺専門の女の先生がが常駐されていることが
女性にとってより診察、検診を受けやすく嬉しい点だと思います。

ただいま詳しいパンフレット等が手元にありませんが
入手次第追ってお知らせいたします。

2008年6月17日火曜日

名入れメモリアルプレート(女の子編)


5月3日のWEB便りで、名入れメモリアルプレート(男の子編)
鯉のぼりの9寸皿をご紹介しましたが、こちらは女の子編の
雛人形9寸皿です。

ご出産やお誕生日のプレゼントとして、お名前や生年月日を
焼き付けることができます。

この絵柄は結婚式の引き出物のためにデザインされた事が
きっかけで生まれたのだそうです。

だとすると引き出物の他に、ご結婚祝いや結婚記念日にご
夫婦のお名前と日付を入れて飾るというのもよさそうですね。

いつまでも幸せに、いつまでも仲良くとの願いを込めて。

2008年6月16日月曜日

ビフォーアフター


自家用にも使い続けているお気に入りのうつわ。
『焼き〆フリーカップ』

休日のお茶タイムにふと手を伸ばすのはこのカップ。
飲み物だけでなく、ヨーグルト、アイスクリーム、スープ等
なんだかんだと使っています。

五日市のお店でお茶をお出しするときも度々登場しますので
覚えのある方も多いはず。
我家と同じようにそろえて持っていてくださる方も多いのです。

手元にあるカップたちは1客も割れることなく15年くらい使って
いるんです。
手触りも風合いもなんともいい感じになってきて愛着もひとしお。
小鉢、ポットも同じ焼き〆シリーズを揃えて使っています。

今も定番としてお店で取り扱っているロングセーラーの焼き〆
シリーズですが、真新しい物と比べると違いは一目瞭然。
ちょっと比較する為に、双方を写してみました。

向かって右側の新しいポットと小鉢は、ざらっとマットな風合いです。
左側のカップと小鉢は我家で使っている物です。
違いをお分かりいただけたでしょうか。

土物のうつわは、皆さんが手にされた時から、日々使いながら
ゆっくりゆっくり育ててください。


HPうつわスタンダード*池田 啓一『焼き〆シリーズ』より

宣伝されているようです


土・日は仕事と法事で広島を留守にしていました。

その間に、「さくらぴあ、はつかいち美術ギャラリーでの
展示会の案内を中国新聞Cueで見たよ~。」との情報を
お客様から頂きました。

メディアへの広報は主催者サイドでしてくださり、出品者は
どこで宣伝されているのか把握できていないのですが、
このようにお知らせして頂くとなんだか新鮮で嬉しいです。

『布に描く ~染織展~』だんだんと近づいてきました。

そして…夫はまだ作っております。何を…って、うーん
染布ではなくて…これが又結構手間がかかり…
日曜日の昨日の午前中も工房で作業です。

開催後、ご来場された時のお楽しみになさっておいて
ください。(作業は大変でも見た目はそうでもないかも…)
まぁとにかく、ぎりぎりまで頑張って作業します!

2008年6月14日土曜日

街で見つけた『風ミドリ』?




『風ミドリ』の小判皿と子供カップを組ませると、別々にも使える
便利なカップ&ソーサーのセットとなります。

子供カップといっても子供専用というわけではなく、小さなお子様
の手にも持ちやすくなじみやすいということです。

女性が『イチゴ』シリーズを使っているなら、男性にはこちらの
『風ミドリ』シリーズは如何でしょうか。

ミルク色の地に伸びやかに描かれたヤマボウシの花。
清潔感のある花の色も思い起こさせます。

先月、夫がヤマボウシを発見したと携帯から送ってきた写メール。
市内中心地の歩道を歩いていて街路樹に咲いていた花に
「あっ…」と気付いたようです。

きっとこの『風ミドリ』のモチーフのヤマボウシですよね?

2008年6月13日金曜日

なんて愛らしい!


今日の午後は、レッスンルームではビーズステッチ金曜クラス
が開講されていました。

スタッフルームに隣り合っているレッスンルームからなにやら
歓声があがっています。

午後1時から4時までのレッスンの合間のティータイムにお茶と
お菓子を運びますと…
まぁカワイイ!

ちいさくて愛らしい『ハリネズミ』クン(女の子でしたらごめんなさい)
が数匹テーブルの上にいました。

刺繍のお得意な生徒さんのKAZUEさんが、先生と金曜クラスの
メンバー皆さんのために、『ハリネズミ』の針ホルダーを作って
持ってこられていたのです。

外側には毛並みや足跡まで細かく刺繍されたハリネズミ君がいて
内側のフェルトの色や閉じる為の紐の色も1点1点少しずつ変えて
ありました。

そうなんです。ビーズ針はとっても細いのです。「使用前使用後は
なくしていないか数を確認いたしましょう。」と最初に警告(?)
されます。
幼い子供さんなどがおられて怪我をされては大変ですから。

KAZUEさんの心尽くしのこのホルダーをお揃いで手にされた
金曜クラスの皆さんは、手仕事の時間の喜びが又一つ増えた
事でしょう。

2008年6月11日水曜日

お知らせ


★勝手ながら、6月15日(日)あとりえしおん幟町店は
臨時休業させていただきます

本日~14日(土)は通常営業いたします。
父の日のラッピング等はお申し付けください。


6月のシオンスタイルレッスンのご案内

13日(金)ビーズステッチ金クラス 満席・予約受付

19日(木)ビーズステッチ木クラス 満席・予約受付

20日(金)煎茶南宋茶華道 午後1:30~申込み受付中

22日(日)健康体操講座  午前10:30~申込み受付中

お問い合わせ・お申込みは あとりえしおん幟町
TEL/FAX 082-228-0256
E-mail : info@atelier-shion.com

額紫陽花★藍染タペストリー


庭の紫陽花をスケッチして、出来上がったパターンで
染め上げた『額紫陽花』の藍染タペストリーです。
43cm×157cmと長めの丈に仕上げています。

細い縦じまは上から下へブルーから白へぼかし具合が
とてっも微妙。
やわらかな雨が降っているように見えませんか?

中央を透かし気味に織った変わり織りの麻布。

壁際ではなく仕切りのように吊るしても、風に揺れて
涼しさを演出します。

額紫陽花★サンドブラスト




我家の庭の額紫陽花も色づき始めました。
母の日に子供達がプレゼントしてくれた鉢植えを土に
おろして17,8年目でしょうか。
手毬型より額紫陽花が好きです。

毎年紫系グラデーションのきれいな花が咲きます。
梅雨の到来を告げる花ですね。
足元の茂みにひょっこりカタツムリがいたりします。

サンドブラストのグラス『額紫陽花』ひとくちコップ。
淡いピンクと水色の2層になったグラスから紫陽花の
文様を浮き彫りにしてあります。
自家製果実ジュース・果実酒を楽しむ方が多いグラスです。
北島雅子 作。

2008年6月10日火曜日

ふんわり『雲』のうつわ


子供の頃は空を見上げて雲がゆっくりゆっくり動いていって
形を変えたりするのを見てるのが好きだったなぁ…

友達と遊びつかれて原っぱに寝っころがって見た雲。
日曜日のドライブの後部座席の窓際から見た雲。

小学校の夏休みに友達家族と連れだって行った大山への旅行で
高~いところにあると思っていた雲が、山中を走る車の左右を
ちぎれ飛んで流れていくのを目の当たりにしてびっくりしたこと。

この『雲』うつわたちは、そんなことをふと思い出させてくれました。

中国でも「良い形の雲が浮かんでる。」というのは縁起が良いと
言うことだとか。

お皿は底に小さな足がついていて、テーブルに置くとふんわり
浮いた感じになります。

目を楽しませ、心遊ばせてくれる『雲』のうつわ。
夫もこのシリーズのマグカップを愛用しています。

粋な和柄の染付けカップ


磁器に染付けでに描かれた線、水玉、唐草文様。
すっきりスカッとしています。

焼酎カップ、そば猪口、湯のみ、小鉢…これも一器多様に
使える便利なうつわです。

柄違いで揃えても楽しめます。価格も控えめ。
1,100円~1,200円(税別)

藍染ランチョンは抽象柄byK-工房。花柄でなくこういう柄も
数パターン染めています。

これから暑くなると、きっぱりとした白と藍はいいものです。

2008年6月8日日曜日

和柄『小紋』のロックカップ


サンドブラスト・ロックカップ『小紋』です。

花紋、青海波、矢羽…数種類の和柄がパッチワーク
されたような細かく凝った文様がグラスの胴全体に
彫り込まれています。

和食器ともすんなりと合いますし、すっきり無地の洋食器
ですと、グラスの柄も引き立ち和モダンな組み合わせと
なります。

ゆったりとグラスを傾けたい夜に如何でしょうか。
大人の時間を心豊かにする逸品です。

『布に描く世界 染織展』ポスター




はつかいち美術ギャラリーにて26日より始まります展覧会。

カラーご案内の裏表です。文字説明のない面がポスターとしても
印刷されております。

51.5×72cmと大きめですが、掲載していただける場所に
お心当たりがおありの方はお知らせください。
あわせて期間中2名様入場無料となります招待券もお渡し
いたします。

廿日市市より、各公共機関・学校等へはすでに送付済みとの
ことです。

ご連絡は下記までお願いいたします。
info@atelier-shion.com

2008年6月7日土曜日

AWAシリーズ


水玉、泡、シャボン…使い手に色々とイメージして頂ければ
よいと思います。『AWA』シリーズのグラスたち。

小ぶりでかわいい、一口コップ、ベルワイン、ドルフィンワイン。
グリーン、パープル。

ガラスのうつわ★サンドブラスト


窓際にガラスのうつわをディスプレイし、透け感を楽しんでいます。

サンドブラストという手法で仕上げられガラスのうつわは、北海道
ニセコに工房のある北島雅子さんのものです。

10年くらい前、夫が銀座で個展をした際、ご夫妻共会場に来て
くださった事がご縁で、お付き合いが始まりました。

その頃ガラス工房は都内にありましたので、工房へのお誘いを
受けた夫は会期中のある晩早速工房訪問させて頂いたのです。

それから間もなく結婚することとなった従弟ののお相手の女性が、
以前から雅子さんのガラスそうつわがお気に入りということがわかり…
色と柄を選んだ別注のタンブラーペアを引き出物として制作して
頂きました。なんというタイミングの良さ!

あとりえしおんではタンブラー、ワイングラス、冷酒器などを取り
揃えております。

お茶会を終えて


6月5日は煎茶南宗茶華道のお茶会が、福屋広島駅前8階で
開催されました。


おて午前9時に地下1階の従業員入り口から入館させて頂き
従業員用(裏)エレベーターにて8階開場へ。

こうして逆ルートでデパートに潜入すると、買い物客として表から
入ってくる時とは違い、自分の心構えがお客様をお迎えする
モードに切り替わっていることに気付きます。不思議ですね。


ともかく、中国新聞文化センター講座受講者発表会ということで
我が流は初参加。

尾山先生の門下生4人と、いつもサポートしてくださるKさんを
含む5人でお点前をするのですが、門下生は揃ってお茶会では
初のお点前。お初がいっぱい。

5人で裏(水屋)と表(2卓の立礼式お点前)を交代でこなしつつ
何とか終了時間午後4時を迎えました。

お家元が終日見守ってくださった事、ベテランの先生方が次々
ご来場くださり優しくお声をかけてくださった事、尾山先生が
2卓を掛け持ちで目配りしてくださった事…

諸先輩の暖かい眼差しに支えられての1日でした。
本当にありがとうございました。

『道』がつくお稽古は、作法・手順という型に囚われがちなのですが、
集った人々との時間と空間を共有し、些細なことに気付き喜び共感
する心を育てる道のりなのかもしれません。

2008年6月4日水曜日

藍型染めTシャツ 最新柄


新しく型紙を彫って出来上がった新柄Tシャツが加わります。

先月のギャラリーGの作品展にご来場くださった方は、ちょっと
思い当たるかも。 

はい。似ています。
額装の作品として展示していた『こもれび』シリーズと似たパターン
です。

これは作品とは別に型起ししています。きっと今、夫的マイブームな
柄なのでしょう。

毎年展覧会出品作品を仕上げた後で気に入ったパターンを用い
Tシャツ用に彫りなおし、染めることも多いのです。

作品が、Tシャツの胸に…。飾るだけでなく着て楽しむモダンデザイン
も良いものです。

2008年6月3日火曜日

雨上がりの朝に


昨日1日中降り続いた雨もあがり、薄い灰色の雲のベールを
通して陽の光が地上に届けられた朝。空気は少しひんやりと
しています。
虹がかかっている場所もあるのでしょうか…。

ずっと以前に七宝焼きを習っていた時に作ったお皿にも、雨上がりの
虹がかかっています。草原で牛がのんびり牧草を食べているのかナ…。

この風景にぴったりなうつわだと私が思っている『原っぱ』のお皿とぼうる。
無地のようでも微妙な擦り跡がつけてあり、釉薬も溜まったところが
少し濃い目になっていて味わいのある牧歌的なうつわです。

お皿の径は18cm。ぼうると組み合わせて使うと写真の感じです。

2008年6月2日月曜日

シオンスタイルレッスン★いきいき健康づくり体操 6月




6月のシオンスタイルレッスン1日講座のお知らせです。

ぎゃらりぃSARAでの体操なので、室内から見える風景と

椅子を並べた様子の写真を撮ってみました。


『いきいき健康作り~椅子に座って出来る簡単体操~
              健康寿命をのばしましょう!』

日時  6月22日(日)10:30~11:30 於:ぎゃらりぃSARA

内容  ①健康体操②脳の体操③ご自宅でも出来る簡単体操

     ④健康寿命をのばす体操(筋肉作り)

     ⑤ご自分で出来るツボマッサージのご紹介

参加費 500円

準備物 運動しやすい服装、お飲み物(水・お茶等)

講師  多根 直子(鈴峯女子短期大学非常勤講師・運動指導士)
昨年末大好評でしたこの講座、今回も人気講師・多根直子先生を

お迎えし、ぎゃらりぃSARAにて開催いたします。

(先の講座で多根先生のお人柄や楽しい内容に魅了された参加者の

皆様に次はいつ?と催促されていたのです。お待たせいたしました!)


前回、ご年配の方や膝など痛めていらしたり車椅子の方でもご参加

いただけるよう、椅子に腰掛けても出来る運動を中心に、脳の体操

ストレッチ、筋肉作りの指導をしていただきました。


対象年齢は問いません。運動不足だな~と感じておられる方、軽運動で

すっきり気分転換されたい方、どなたでも歓迎いたします。

前回は30代~70代と幅広い年齢の方々にご参加いただきました。

昨年12月に講座を行った時のご報告や参加者の感想等をWEB

便りにも掲載しております。



お申し込みはあとりえしおん幟町までどうぞ
TEL 082-228-0256(月・火定休)


2008年6月1日日曜日

お父さんへ贈りたいマグカップ


6月に入りましたので『父の日』にオススメ!なものをご紹介して

ゆきます。


新着の音楽家シリーズ『バイオリン』と『チェロ』のマグカップです。

きめの細かい土で、セピア色。マットな仕上がりが落ち着きを感じさせ

レトロな雰囲気もあります。


趣味でバイオリンやチェロのレッスンに通われている男性も多いとか…

そんなお父さんにはぴったり。


クラッシックやジャズなど聞きながらたっぷりめに淹れたコーヒーや

紅茶の水色とも相性が良いロングセラーです。


音楽家マグカップ 各1,800円(税別)


二十四節気七十二候暦


今日からカレンダーは6月ですね。
仕事場のスタッフルームにはスケジュール書き込み用のカレンダー
とは別に『二十四節気七十二候暦』という暦を壁に掛けています。

今年の初め、母が持ってきてくれました。

節気とは陰暦の季節の区分で、日本の気候風土に合わせ1年を24に
分けた時の名称です。
そしてその節季ごとを1枚にしてさらにそのなかに3つずつ候が示して
あります。

5月21日~6月4日は太字でしめしてあり節気は『小満』
陽気いよいよ良く、万物が次第に成長して満ちる。新緑鮮やか。

と書いてあります。
ん~今まさにそういう気候ですね。
春分、夏至、秋分、大寒等よく耳にするものは年間の生活のなかで
自然に受け止めていますが、私など二十四節気すべては認識せず
ぼ~っと過ごしていました。

3つの候は
五月二十一日  蚕おきて桑を食う…蚕が桑の葉を盛んに食べる
五月二十六日  紅花栄う…紅花が盛んに咲く
五月三十一日  麦秋至る…熟した麦が畑を覆う
(誰ですか?青々とした麦畑でなく、ビールを思い浮かべたのは…)

日本人は季節の移り変わりを敏感に感じとり、自然を愛し小さな
生き物に心を配りながら生きてきたんだな~とほっとする暦です。

「多忙を理由に思いやりとゆとりを忘れていないか?」と問いかけてくる
戒めの 暦でもあります。