2008年6月1日日曜日

二十四節気七十二候暦


今日からカレンダーは6月ですね。
仕事場のスタッフルームにはスケジュール書き込み用のカレンダー
とは別に『二十四節気七十二候暦』という暦を壁に掛けています。

今年の初め、母が持ってきてくれました。

節気とは陰暦の季節の区分で、日本の気候風土に合わせ1年を24に
分けた時の名称です。
そしてその節季ごとを1枚にしてさらにそのなかに3つずつ候が示して
あります。

5月21日~6月4日は太字でしめしてあり節気は『小満』
陽気いよいよ良く、万物が次第に成長して満ちる。新緑鮮やか。

と書いてあります。
ん~今まさにそういう気候ですね。
春分、夏至、秋分、大寒等よく耳にするものは年間の生活のなかで
自然に受け止めていますが、私など二十四節気すべては認識せず
ぼ~っと過ごしていました。

3つの候は
五月二十一日  蚕おきて桑を食う…蚕が桑の葉を盛んに食べる
五月二十六日  紅花栄う…紅花が盛んに咲く
五月三十一日  麦秋至る…熟した麦が畑を覆う
(誰ですか?青々とした麦畑でなく、ビールを思い浮かべたのは…)

日本人は季節の移り変わりを敏感に感じとり、自然を愛し小さな
生き物に心を配りながら生きてきたんだな~とほっとする暦です。

「多忙を理由に思いやりとゆとりを忘れていないか?」と問いかけてくる
戒めの 暦でもあります。

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