2008年10月31日金曜日

素材は違えど




来月ぎゃらりぃSARAで個展が開かれる
太田さんの窯へ春に夫と伺いました。

その時分けて頂いた器のうちの、お気に入りの
お皿です。

というか、どうしても連れて帰らなきゃと思えた
お皿。

模様として描かれた線文が、なんだかいつも見慣れた
模様とそっくり…。

夫もこんな線文を布に染めているんです。
素材は違えど兄弟みたいな柄に親しみが湧きました。

型染めは型紙を置いて糊を置き、又そーっと型紙を
布からはずします。
ここで油断すると、糊が型紙と一緒にずれて
模様以外のところに糊がついて染物は台無しに。

これを大作になると30回は繰り返すので、本当に
気の張る作業の連続です。

刷毛や筒でフーリーハンドでえいやっ!と糊を置く方法
だと、模様の崩れの心配もなく自由に手を動かせる
からでしょうか、時々ちゅるちゅる(筒)やざっざっ(刷毛)
な模様に染めた布が出来上がります。

これって気持ちを緩めたいときの手段なのかな~と
私は勝手に解釈していますが、太田さんももしかしたら
そんなモードでこれを?

作家は遊び心と表現のハザマをいったりきたり
色々考えているのでしょうね。

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2008年10月30日木曜日

DMが届きました


11月、ぎゃらりぃSARAで開催される作陶展のDMが
こちらに届きました。

福岡・小石原焼の若手作家さん太田富隆さんの
広島初の個展です。

太田さんとの出会いは昨年の夏偶然にでした。

叔父の化粧品繋がりの福岡の会社の女性社長さんと
福岡でお目にかかった日のことです。

夫の染色関係の件で伺ったのですが、お話を終えた後
「ギャラリーを営んでおられるなら、このあたりのギャラリー
もご参考までにご案内しましょう。」
と、ご親戚がお持ちのギャラリーも含め連れて歩いて
くださいました。

又別のオーナーがお知り合いというギャラリーでに案内して
下さった時太田さんの個展が開催中で、ご本人も会場に
おられたのです。

私も一緒にいた母も、そして社長さんも会場器の魅力に
に引き込まれ数点ずつ求めました。

社長さんが、「小石原の太田さん…、私の姪の親友も
小石原の窯元さんに嫁いでる子がいて、話をよう聞きます。
姪の年齢から言うとその子の旦那さんの年恰好は
あなたくらいやね…。」
お会計後作家さんと話しておられます。

なんと勘の鋭い社長さん。ピンポン!です。
結局姪御さんの親友は目の前にいる太田さんの奥様だ
という事が判明し「まぁ~!」不思議な偶然です。

その流れで、「こちらのご主人は藍染をされていて
北九州では何度か個展をされているんですよ。
広島ではギャラリーも持っておられるそうです。
こちらも大田さんですよ。なんかご縁があればいい
ですね。」
と太田さんに私をご紹介くださったのです。

この出会いがきっかけでいよいよ来月、太田富隆
さんのうつわの個展11月26日開催です。

続きは又明日に。

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2008年10月28日火曜日

オーダーメイド★今日の一着


ご注文のブラウスが出来上がリました。

『藍型染・薔薇尽くし』のブラウスを私が着ているのを
見てのご注文でした。

天然の藍は季節・温度・天候によって染まりつきも
異なります。

そして同じ型紙を使っても配置の仕方で又仕上がりが
変わってきます。

オーダーの場合は地色のトーンや柄の配置をお客様の
体格や肌の色も加味しつつ仕上がりを考え染の作業を
進めるので、
残念ながら「これと同じものを。」とおっしゃっても
『あなただけのもの』が染め上がります。


ITSUKO様に仕立て上がりをお電話でお知らせ
しましたら、
「ご連絡ありがとうございます。出来上がりを楽しみに
していました。本当に心待ちにしていたんですよ。」
とおっしゃってくださいました。

その暖かいお言葉がけに、とっても嬉しくなりました。
夫の仕事が報われた~と実感する瞬間でした。


店休日明けの今日、早速受け取りにご来店
くださいました。

今日お召しの優しいアイボリーの薄手ウール
ボトルネックセーターの上に羽織ってみられると
ぴったりです。
何度も鏡に姿を映し、
「藍のイメージが変わりました。はまりそうです~。」
と喜んでくださいました。

ほっそり見えつつゆとりのあるパターンですので
夏はTシャツ・タンクトップに秋冬はウールやシルクの
ニットとの重ね羽織り物として、そしてぴっちり前をとめ
ブラウスとしてカーディガンやジャケットインにも
と着回せます。

ご愛用の1着となりますように!


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2008年10月23日木曜日

スープをたっぷりと







『粉引掛け分け草花文』シリーズのオリジナルティーカップは
有機ダージリン紅茶と共にご紹介いたしました。

窯元オリジナル『粉引き草花文』の素敵なスープカップ
あります。

カップ&ソーサーになっているタイプはカップもソーサーも
ゆったりとしたサイズで、頼もしい印象。
面取りしてある取っ手に特長があります。

大きめで窪みのないソーサーはパン皿として、カップには
具沢山のミネストローネを注いで…。
暖かい食卓の風景が思い浮かびませんか?

わが家は家族が柄違いで揃えて使っています♪

コスモス、紫苑、アザミは人気ベスト3。今なら揃っています。

一方カップだけのタイプもあり、こちらは数種類の花尽くしと
なっております。

コスモスやアザミなどが描かれた粉引きスープカップは
少し淵反りの形が口当たり良さそうです。

ビーズレッスンクラスのTAMIKOさんがすかさず見つけて
ご家族で使いたいと早速4客ご注文くださいました。

ナチュラルな木や布のコースターやティーマット・トレー
との組み合わせを楽しんでいただきたいカップです。

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2008年10月22日水曜日

藍染絵額


倉敷でリフレッシュした夫も、注文やお店に飾る為の
藍染絵額を次々仕上げています。

大きめサイズ(40cm×55cm)
変形栗額(約30cm×35cm)
サムホールなど

今日から新たな染額もお店に展示いたします。

同じモチーフでも一点一点異なった色合いに
染め上がっています。

K工房の藍染は、こつこつせっせの一人仕事の結晶です。

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倉敷屏風祭







19日は早朝家を出て車で高速を走り、お隣の
岡山県は倉敷市へ夫と出掛けました。

倉敷美観地区一帯で18日・19日と行われる
『倉敷屏風祭』~わが家のおひろめ祭~に1度
訪れてみたかったのです。

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その昔、地元阿智神社のお祭には町内各家が通りに
面した格子戸を外し屏風を飾り花を生けて人々を
もてなす慣わしだったとか。

人と人との心のふれ合いや語らいを楽しんだ古き
よき昔の思い出を辿り、その伝統を現代に生かすべく
『倉敷屏風祭』を復活されたそうです。
(パンフレットより)
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昔にタイムスリップしたような町並みに沿って、30軒
以上の邸宅や商店が道りに面した扉を開け放ち
その家に受け継がれた屏風を展示しておられました。

その合間合間には観光客向けのお店も、地元の
皆さんが日々の生活で利用されているお店も、
クラッシックな銀行の建物も渾然一体となって軒を並べ
街を構成していて不思議な印象を受けました。

屏風を拝見する為に玄関から中へ入れるところが
多かったのですが、土の壁、木の扉や窓枠、
ねじ込み式の真鍮の鍵など私の中の昭和(子供時代)
とオーバーラップし、初めて訪れたのに、とても
懐かしい場所に感じました。

又、何軒かは2階がギャラリーになっていて、入り口
辺りやお店の一階は混雑していても2階に上がると
静かに作品を見ることが出来る落ち着いた空間と
なっていました。

お昼ごはんとホンのちょっとのお三時休憩以外は
4時間近く歩き廻っていたのですが、何故か疲れを
感じませんでした。

チョコチョコと良い物も見つけて、大満足で帰途に
つきました。

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2008年10月18日土曜日

そごうでお茶会

煎茶・南宗茶華道 本日そごう新館9階お茶室にて
お茶会開催中です。
実は出勤前、朝一番、一席目に滑り込んできました。

午後3時が最終席となります。(あと少しですね…)

こじんまりとしたお茶室ですので、気を張らず
ま近でお点前されるのを拝見しつつお茶とお菓子を
いただけます。

お童子さん(お家元)がお道具の説明をされるのを
伺うのも興味深いです。

床飾りや、季節の生り物を取り合わせた室礼なども
自宅で実践してみるヒントになりそうです。

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2008年10月17日金曜日

日常離脱のススメ







午後レッスンルームではシオンスタイルレッスン
煎茶・南宗茶華道のお稽古が行われていました。

生徒さん3名と尾山先生、そして今日は見学の方も
1名加わって和やかな雰囲気です。
(写真は今回撮れず、前回のものです。)

見学に寄ってくださったのは私の幼稚園時代の
恩師で、退職後もベテランスタッフとして園に関わり
お手伝いを続けておられる尊敬すべき女性。

今日は主宰しておられる園児のお母様方との
えほん読書会の帰りに教室を訪ねて下さいました。

「お煎茶のお作法は知らないけれど、いつもの生活
とは違う異空間に身をおくのもいいわね。」
と小ぶりなお茶碗で飲むお茶や作りたての和菓子
を楽しんでくださったようです。

お煎茶をご存知でなく、聞いただけで敷居が高いな
と感じていらっしゃる方にもお気軽に普段の
お稽古に参加して頂き、お煎茶を知って頂ければと
尾山先生が無料体験教室を提案してくださいました。

「園児のお母様方も、お迎え迄のお時間でちょっと体験
参加してみようかな~と気楽にお立ち寄りくだされば
嬉しいです。」と尾山先生。

「お母さん達は幼い子を抱えてせわしく過ごして
いるからね~。でもだからこそこういう時間は必要かも!
皆さんにお伝えしますね。」
と恩師は無料体験教室のご案内を持って帰って
くださいました。感謝です。

人それぞれ疲れて現実逃避したい気分の日もあるでしょう。
でも忙しいからこそ何とか隙間時間を見つけ、短時間でも
自分の時間を持つことは前向きな日常離脱だと思います。

★あとりえしおん幟町がお近くの方は煎茶を始めて
みませんか?まずは無料体験教室にご参加ください。
お菓子のご用意の都合上前日午前中までにご連絡ください。

場所   中区幟町2-1 第3旭東ビル2F 
                    城南通り 東横イン隣
連絡先    082-228-0256
        info@atelier-shion.com

日時   第1・3金曜日 13:00~16:00
      ※上記以外の日時も可能です。
        お気軽にお問い合わせください。

講師   南宗茶華道 正教授 尾山 秀渓


    
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秋色の紫陽花




フレッシュフラワーーアレンジメントで頂いた紫陽花を
ドライにしました。
といってもオアシスから抜いて花首だけをお皿に乗せ
そのままにしていただけですけれど…。

微妙な色合いのドライ紫陽花となり、乗せていた
『草原のお皿』ともぴったり。
お客様もふと目を留められます。

お皿と同じ作家さんの一輪差しの傍に置いても相性が
良いので、写真を撮っておきました。
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栗の菓







山沿いの団地を登りつめた場所にあるお宅を訪ねたら
道路に栗のイガが…

山側に芝栗の木があったのです。
期が満ちて、ぽとん、ぽとんと実を落としていたのですね。

栗といえば和も洋も栗のお菓子がおいしいこの頃。
栗好きの私にとって嬉しい季節です。

娘のお土産はモンブラン。

スープカップをカフェオレカップに転用し、コーヒーと泡立てた
ミルクをたっぷり注いで

「いただきま~す♪」
大振りのカップを手に包み込むといい香り。

このスープカップ、食事の時間もお茶の時間も活躍しています。

★白磁耳付きスープカップ&ソーサー  
WEBショップ『白いうつわ』コーナーにあります。


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2008年10月16日木曜日

面影


『お地蔵さまとつる薔薇』をタペストリーに型染めしました。

『お地蔵さまとコスモス』は写真を撮るまえに旅立って
ゆきました。ちょうどコスモス満開の時期でしたから。

まさしくコスモスパターンのほうはは季節感を演出して
楽しんでいただけるようにと染めました。
秋も深まれば、「又来年ね。」と巻いて収納です。

薔薇は四季咲きということで、通年掛けてお地蔵様の
にっこり顔を眺めることができそうです。

色々と掛け換えて楽しめるのが、タペストリーの良い所
ですので、『雪の夜のお地蔵さま』っていう冬バージョン
もあるのです。

型を彫り染め上げてみると、お地蔵さまのお顔が
「おじいちゃんに似ているな~。」と夫には思えたそうです。
夫の母方の祖父は丸顔で笑顔がキュートな人でした。
病気知らずで入院もせず、90歳ですーっとお浄土へ
旅立ってゆきました。

お地蔵さまのモチーフは小さなポストカードサイズの額
やサムホールくらいのサイズの額など様々染めていますが
どなたかを想いお手に取られる方も少なくないようです。

お地蔵さまは身近に会うことの出来ない誰かの面影が
重なって見えるのでしょうか。

『お地蔵さまとつる薔薇』藍染タペストリー
58cm×152cm
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2008年10月15日水曜日

嬉しい働き







追加が届き、充実の中根さんのうつわコーナー。
幅広い年齢の方に好評です。

見かけは(実際も)土もので暖かくやわらかな感じが
するのですが、質実剛健。

「陶器ですけれど、レンジにもかけられます。もちろん
オーブン料理も食洗機も大丈夫。磁器より高温で焼成
してあるので磁器よりも丈夫で毎日気兼ねなく使えますよ。」

こうお伝えすると、皆さん「そうなんですか?」と意外な顔を
されます。

それまでの土もの(磁器に対して陶器)に対するイメージが
磁器よりも欠けやすい。レンジでチンは出来ない。
実際取っ手がはずれたり、淵が欠けたりという経験を
お持ちの方もいらっしゃいます。

オーブン、食洗機、レンジまで使用可能な陶器となると
驚かれます。
硬くしまっていますので、おかずや飲み物が染み込まず
白地が汚れたりカビが発生する心配もないのです。

趣味で陶芸をされる方など、この特長を特に喜んでくださり
子供さんや若い方へのプレゼントにリピートしてくださいます。

汲み出しはマルチカップとして、お飲み物からおかずデザート
に使いまわせて便利です。これからは茶碗蒸し、ぜんざい
なども嬉しい季節ですね。

お皿など共柄で揃えてゆく楽しみもあります。
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藍染体験講座







以前のお便りでお知らせしておりましたが、11日(土)は
県内庄原市内の国営備北丘陵公園にて『藍染体験講座』
を開きました。

公園では来園者が予約なしでお手軽に楽しめるハンドメイド
ワークショップのプログラムが年間のスケジュールに組み
込んであります。

色々な講座を公園スタッフと考え、当日のお手伝いも
される手作り・手仕事だ~い好きなボランティアさん達は
ご来園の皆さんにある程度の指導が出来るように自主
勉強会をされています。

このボランティアさんの為の藍染講習会のご依頼を受け
夫はここ数年お手伝いさせて頂いています。

いよいよ一般の方への『藍染体験講座』を実施する運び
となり、今回もワゴン車に道具を一式積んで夫は出かけ
ました。私は幟町店の営業日で残念ながら留守番(店番)
でした。

型染めは時間がかかりすぎるので、皆さんには板締めの
技法やむらくも染めで、ハンカチの藍染体験をして頂き
ました。

お昼ごはんもそこそこという位体験希望者が相次いだ
そうですが、ボランティアさん達と夫の連係プレーで無事に
終える事ができたそうです。

スタッフ及びご参加の皆さん、ありがとうございました。
自作の藍染ハンカチ、どうぞご愛用くださいませ!

尚、園内さとやま屋敷の和室床の間に飾って頂いております
屏風『彼岸花』の展示期間も今週末迄となりました。

備北丘陵公園へお出かけの節は、『さとやま屋敷』をちょっと
気にかけてくださると嬉しいです。


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2008年10月13日月曜日

金木犀


金木犀の花がぽろぽろと地面に零れ落ち始めると、
中庭への扉を開けるだけで部屋の中にすべり込んで
きていたあの甘い香りが弱まっている事に気づきます。

時間は決して留まってくれませんね。

先週は自宅にいる日も仕事場に出かけている日も
道を歩けばどこからともなくこの花の香りが漂ってきて、
とても幸せな気分で過ごせました。

一枝挿すだけで部屋の中も芳香が漂い、ゆったりとした
気持ちになれました。

地元のお祭りの頃に薫る花。
土日2日間、遠く近く聞こえていた子供や大人の
みこしの威勢の良い掛け声やきやりも夢の跡。

秋の訪れを告げる小さな花に、毎年癒されています。



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2008年10月11日土曜日

窯の魔法




季節の移り変わりとともに、衣替えや部屋のファブリックも
模様替えをしたり…と気分も切り替わってくるこの頃です。

自然界の彩りもだんだんと深みを増してきますね。
樹木の葉や実物もよく見ると一言では言い表せない微妙な
色合いです。

私の好きな土物の小鉢も、作り手が一つ一つを慈しむように
生み出したという風情のロクロ目が優しく、焼き上がりの表情も
それぞれに異なっています。

でも、並べればやはり同じ窯から生まれた兄弟なのです。
同じようでも違いがあり、違うようでも共通性がある。
窯の中でどんな魔法がかけられたのでしょう。

とても不思議です。


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お茶会@広島そごうのお知らせ


来週末10月18日(土) 広島そごう新館9階茶室にて
煎茶『南宗茶華道』のお茶会が開催されます。
時間は午前10:00~ 午後3:00

お茶券はあとりえしおん幟町でも前売りいたしております。
1枚500円です。(当日券は600円)

おいしいお茶とお菓子を頂きながら、非日常的空間へ
身を委ねてみませんか?
そごうへのお買い物を兼ねて、気軽にお立ち寄り下さい。
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2008年10月7日火曜日

アートイン長浜




急遽私用で京都に行く事となり、5・6日は広島を離れて
いました。

5日は、滋賀県長浜市まで足を伸ばし、街を挙げての
アートイヴェントを見て歩くことが出来ました。

地元や遠来の多くのアーティストやクラフトマン達が、城下町の
風情漂う街中のアーケードや路地に自分達のブースを持ち
各々の作品をアピール。

生憎の雨にも関わらず、創り手と来訪者とでかなり賑わって
いました。

1987年に長浜城再興を機に地域全体の活性化計画の
下に発足した芸術的楽市楽座『アートイン長浜』は今年で
22回目とのこと。

あとりえしおんもこの秋で丸22年。なんだか親近感を
覚えます。

『えほんとうつわの春咲展』でお世話になった、うつわの
創り手中根さんも出店されているので、ブースを訪ねました。
今回は奥様がお店番をされていて、お目にかかることが
出来ました。

若いカップルや、ご家族連れの方達が楽しそうにうつわを
選んでいらっしゃいました。

「あら~まぁ~。お久しぶり。お元気でしたか?」
「ご無沙汰でした。今日はまた買い足しに来ました。」
リピーターさんが次々ご来店の様子です。

本当に楽しそうにうつわ選びをされている親子さんが多かった
ですよ。
以前お求めになった物を毎日使って、良さを実感されて
今年はどれにしようかな~と相談しながら…。
(揃えたくなる気持ち、ワカルワカルと思いつつ路傍に
佇んでいた私です。)

うつわにまつわるこんなシーンのひとつひとつが、将来
家族の共有の暖かい思い出になることでしょう。
素敵ですね。


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2008年10月5日日曜日

七五三の記念に







来月は七五三のおめでたい行事を控えていらっしゃる
ご家族にもオススメのうつわとえほんのセット

なぜって、ここのところ「来月孫の七五三だから記念に。」
と国栖さんの絵本を手にとられるおばあちゃまのご来店が
相次ぎ ました。

しかもお孫さんがいらっしゃるとは思えないほど、若くて
はつらつとした方々ばかりですのでびっくりです。

お孫さんが身近にいらっしゃるからこそはりあいが あり、
輝いて見えるのでしょうね。

おじいちゃん、おばあちゃんからのうつわやえほんの
贈り物が、大切な宝物になりますように。

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藍染めテーブルリネン




SOLD OUTとなっていた『藍型染めランチョンマット』
人気のつるバラシリーズ3種が仕立てあがりました。

つるバラは追ってもう一柄、10月中旬入荷いたします。

ティーマットもウサギ、桔梗、線紋が今月中旬に入荷
予定です。

藍には青い色素のほかに、緑や赤紫系の色素も含み
ますので濃く染めると、こっくり暖かな感じがします。

藍染のテーブルリネンで、食事もお茶の時間も
ゆったり過ごしていただけたら…と工房主は少量ずつ
こつこつせっせと染めております。

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2008年10月3日金曜日

親の選択




こどものうつわ『おんなのこ』3点セットが、2組お名前
入りで焼き上がりました。

写真には3点セット1組しか写していませんが、箸置き
(兼スプーンレスト)のネコちゃんとウサギちゃんもセットに
組み込みました。

依頼人は私の幼馴染です。
親戚の集まりで、姉妹のお姉ちゃんが箸置きにとても
興味を示すのでちょっと話しをしてみたら、食事毎に
お母さんコレクションの色々な箸置を家族で使っている
との事。

「じゃ~今度おばちゃんがカワイイ箸置きをプレゼント
するね♪」とお約束して別れたそうです。

食卓まわりのモノに興味を示す小さな女の子の為に
特別なうつわもと、小判皿・茶碗・マグカップの3点セット
を注文してくれていたのです。

間接的にエピソードを聞かせてもらった私でさえ箸置き
ひとつの事から食卓のしつらえが連想され、親御さんの
子育て信条の一端をも垣間見たようで、暖かい気持ちに
なりました。

*************************
あなたは子供の為のうつわとしてどちらを選択しますか?
壊すからと、樹脂の食器を選びますか?
「割れないように大事に使おうね。」と陶磁器のうつわを
選びますか?

離乳食を始めるときから、素性のはっきりした自然素材の
陶磁器のうつわを使われることをオススメいたします。

幼馴染の彼女、実は大学で未来の保母さんを育成する
仕事と幼児教育関係の研究に従事しています。

乳幼児期から使ううつわの素材選択は、ヒトの性格形成
荷まで影響を及ぼすという話し(研究結果が出てきている
そうです。)をしてくれました。

そうして「良い子供食器選びについて、伝え続けてね。」
と言ってくれました。
もちろんです!日々のうつわにこだわり続けて22年。

お店への駆け込み、メールでのご質問、何なりと
お申し付けください。
若い親御さんたちのお役に立てれば幸いです。

子供のうつわひとつも、親御さんの選択に委ねられています。

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TEL・FAX 082-228-0256

2008年10月1日水曜日

有機ダージリン紅茶



おいしい『有機農法のダージリン紅茶』も追加入荷いたしました。
コーヒーより紅茶党の私ですので、茶葉の消費量はかなりのものです。
到来モノの茶葉もティーバッグもなんでもくるものは拒まずで頂いて
います。
茶葉販売を生業とする家に嫁いでいる妹が、「これ、試してみる?」と
1袋手渡してくれたのがこの紅茶との出会いでした。
「なんか紅茶の味が違う!これなあに?」「おいしい。」
初めての朝、家族が違いに気づきました!
ストレートですっきりと飲みやすく、濃い目に淹れてミルクティーでも
GOOD!
なにより有機マークの保障つきなのが安心です。
食の安全性が懸念されている昨今、検査基準をクリアしている
と思うと贈る方も受け取られる方も気持ちがいいものですよね。
自家用での試飲期間を経て店頭へも並べはじめすっかりお馴染み
となりました『有機農法ダージリン紅茶』です。
お気に入りのポットとカップでお楽しみくださいね。
★『有機農法ダージリン紅茶』 60g  ¥630(税込)
★粉引き掛け分け草花文ポット(小)・同ティーカップ『しおん』
入荷しました。しおんオリジナルです♪
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本日入荷『秋仕上新旬茶』






この時期だけの『秋仕上新旬茶』が限定数入荷いたしました!

あとりえしおんでご紹介を始めて10年余り、堂々の季節の定番と
なりました。早期にご予約される方も少なくありません。すぐに
採れる期間は終わってしまう からです。
★『秋仕上新旬茶』 ~同封のしおりより抜粋~
有機肥料をふんだんに使用して育てた茶園では、土壌中の
バクテリアの発生を促し、毛細管をより深く張らせ、それによって
茶の樹の勢力を強力なものにします。
9月の末頃になると気温がちょうど5月の初旬と同じような
気候となり、春の新茶と同じような香りのあるお茶が楽しめる
季節の到来です。
豊かな恵みをふんだんに受けて育った茶葉を、出来たての旬の
風味に仕上げたお茶をお届けします。
爽やかでかろやかな初夏の新茶に比べ、香りも味もコクがあるので
私はお気に入りなのです。
8月、暑さの盛りの頃から「秋摘みのお茶の出荷の頃には涼しく
なっているだろうな~。9月に入ったら今年の分を注文して
おかなくちゃ。」
と秋仕上新旬茶と秋の訪れのイメージが重なりそわそわします。
この美味しく希少なお茶を少しでも皆様に味わって頂きたいと思い、
お店での在庫がなくなり自宅用の追加も含め注文を入れたら
完売していた…という残念な経験から、以後自宅用は最初の
注文時に確保するようになりました。
『秋仕上新旬茶』本日より店頭発売開始です!
深まりゆく秋のひと時を、美味しいお茶とお菓子でお楽しみください。
お茶のみはもちろん、うつわと組ませた贈り物もいかがですか?
ちょっとしたプレゼントに気が利いています。
『秋仕上新旬茶』 100g ¥1,050 (税込)
値上げ据え置きでお得です!
★写真のカワイイ『うさぎミカップも私のお気に入りです。
WEBショップに詳細がございます。
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