2008年10月22日水曜日

倉敷屏風祭







19日は早朝家を出て車で高速を走り、お隣の
岡山県は倉敷市へ夫と出掛けました。

倉敷美観地区一帯で18日・19日と行われる
『倉敷屏風祭』~わが家のおひろめ祭~に1度
訪れてみたかったのです。

********************
その昔、地元阿智神社のお祭には町内各家が通りに
面した格子戸を外し屏風を飾り花を生けて人々を
もてなす慣わしだったとか。

人と人との心のふれ合いや語らいを楽しんだ古き
よき昔の思い出を辿り、その伝統を現代に生かすべく
『倉敷屏風祭』を復活されたそうです。
(パンフレットより)
********************

昔にタイムスリップしたような町並みに沿って、30軒
以上の邸宅や商店が道りに面した扉を開け放ち
その家に受け継がれた屏風を展示しておられました。

その合間合間には観光客向けのお店も、地元の
皆さんが日々の生活で利用されているお店も、
クラッシックな銀行の建物も渾然一体となって軒を並べ
街を構成していて不思議な印象を受けました。

屏風を拝見する為に玄関から中へ入れるところが
多かったのですが、土の壁、木の扉や窓枠、
ねじ込み式の真鍮の鍵など私の中の昭和(子供時代)
とオーバーラップし、初めて訪れたのに、とても
懐かしい場所に感じました。

又、何軒かは2階がギャラリーになっていて、入り口
辺りやお店の一階は混雑していても2階に上がると
静かに作品を見ることが出来る落ち着いた空間と
なっていました。

お昼ごはんとホンのちょっとのお三時休憩以外は
4時間近く歩き廻っていたのですが、何故か疲れを
感じませんでした。

チョコチョコと良い物も見つけて、大満足で帰途に
つきました。

----------------------
うつわと染 あとりえ*しおん
www.atelier-shion.com

0 件のコメント: