2008年7月12日土曜日

お茶室の床の間


あとりえしおん幟町でのシオンスタイルレッスン
『煎茶南宗茶華道』で講師を務めてくださっている尾山先生は
アルパーク天満屋内の中国新聞文化教室にもクラスをお持ちです。

昨日午前中のお稽古では、夫の藍染タペストリー『滝』を床の間に
掛け軸としてしつらえてくださいました。

生徒の皆さんが「まぁ~涼しく感じます。」「この時期にぴったりですね。」
等と見入ってくださいました。
(又少しピントが合っていませんが載せました。悪しからず。)

お正客さんがお茶名を問われてお答えする場面があるのですが、お抹茶
のようにそれぞれに決まったお茶名があるのではなく、毎回季節に合う
言葉を当てはめて良いのです。
七夕の頃なら『天の川』『笹舟』など…。

この日は『流水』でした。『滝しぶき』ですと掛け軸そのものと重なるので
関連させながら少しはずしましょう、との事でした。

このようにお煎茶は道具選びも巾が広く、家にある物で使えそうな物は
取り入れて楽しめます。
ガラスの冷酒用ぐい飲みは夏用のお茶碗に使えそう…とか。

仕事仕事で駆け抜けてしまいそうな日々の暮しに、四季の移ろいを感じて
ゆったり過ごす時間(お煎茶の時間)が潤いを与えてくれます。

0 件のコメント: